化粧直しの時にふと鏡に映った自分の歯の色が気になることはありませんか?
洗面台の照明色のせいだと思って後から確認しても、やっぱり黄ばみが目立つようで、どうやら照明のせいでもないようだということもありますよね。
歯は個人の生活を反映する、まさに鏡とも言えるパーツです。
不摂生をすると歯にトラブルが起きることがありますし、その方の嗜好品によっても歯に大きな影響を及ぼすことがあります。口の中にトラブルがあると、やはり印象はよくありません。
特に歯の着色はどこか不衛生な印象を受けるという方が多いです。女性はせっかく綺麗な色のコスメを使っても、歯の影響で顔色がくすんで見えてしまうこともあります。
そんな歯のトラブルの中でも、歯の着色に効果的な方法がホワイトニングです。綺麗な白い歯はやっぱり魅力的!でもホワイトニングが初めてで不安・・・という方へ、施術の流れをご説明します。
「痛いの?」
「治療には時間がかかるもの?」
「ホワイトニングは一種類だけ?」
そんなホワイトニングの疑問にも合わせてお答えします。
Contents
審美の大切さ!見た目の効果とは
初対面の第一印象を決めるのは、主に視覚からの情報だといわれています。視覚情報とは、相手の体つきや顔立ちといった見た目のことです。何と、この見た目で第一印象の8割が決まってしまうというのだからびっくり。見た目には、当然ですが顔を含みます。
顔の中では歯が重要なパーツです。
人に好印象を持ってもらうためには、歯を綺麗にしておくことはとても大切なことです。営業や接客の仕事をしている人はとくに印象は重要だと感じることがあるのではないでしょうか。歯を健康にしておくだけでなく、色を含めた清潔感にも気を配っておくことは、印象を決める上で重要なことなのです。
だからこそ歯は健康的に保ちたいもの。もちろんその「健康的」の中には「歯の色」も含まれています。
歯磨き粉では限界が・・・汚れのクリーニングは歯科医院で!
虫歯や歯肉炎は適切な処置を受けることで改善します。同じく歯の着色も、歯科医院でホワイトニングを受けることで改善できます。
煙草を吸う方やコーヒーや紅茶といった嗜好品を多く飲む方は歯の色が付きやすいです。また、加齢により歯がどんどん黄色になってしまうこともあります。歯の色が黄色くなった場合、普通のブラッシングで白く綺麗にすることはとても難しいのです。
確かにブラッシングで改善するところもありますが、それはあくまで着色を防ぐことができるという予防効果に過ぎません。
歯の黄色い着色を落とそうとブラシで強く擦ってしまえば、かえって歯茎の炎症などの新たなトラブルに繋がる危険もあり、自分でブラッシングすることにより歯の色を白く戻すことはかなり難しいですし、リスクがあると言えます。
考えてみてください。白い布にコーヒーをこぼしてしまったら、洗濯で簡単に落ちるでしょうか?落ちないですよね。家具に煙草のヤニがついてしまったらどうでしょう。こちらもやはり擦っても簡単に落ちないですね。それどころか、布を洗いすぎてぼろぼろにしてしまうことや、家具の地を剥がしてしまうことだってあります。歯の着色にも同じことが言えます。
洗濯屋さんという専門家にコーヒー染みを落としてくれるようにお願いすると、綺麗に染み抜きしてくれますね。布は洗濯屋、歯は歯科医院。着色を落とすなら専門のところにお願いしましょう。
歯の着色はホワイトニングで綺麗にすることができます。
オフィスホワイトニングとは?自宅でできる方法も
ホワイトニングとは、歯の着色を改善する専門の方法です。
歯科医院では虫歯の治療や歯肉炎と治療といった痛いトラブルだけに対応しているわけではなく、口腔内全般のトラブルに対応しています。
着色のせいで歯や歯茎が痛むということはありませんが、生活習慣によって色が変わってしまった歯に適切な処置をするのも歯科医院の大切な治療の一つです。
ホワイトニングは言葉通り、歯を白くする方法です。このホワイトニングには、大きく分けて3つの方法があります。
- オフィスホワイトニング
- ホームホワイトニング
- デュアルホワイトニング
痛みなし!表面着色を落とす診療は医院で専用の方法を
オフィスホワイトニングは歯科医院で歯を白くする方法です。
歯科医師が主体となり、着色した歯の脱色を行います。通常の歯の治療のように歯医者さんで行う方法と考えるとわかりやすいですね。
ホームホワイトニングは、歯科医院で歯形やホワイトニング薬を用意してもらい自宅でホワイトニングをする方法です。
デュアルホワイトニングはオフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用する方法です。
オフィスホワイトニングは短期間での着色の改善が見込めますので、結婚式など重要な人生の節目の直前や、なるべく時間をかけないで歯を白くしたいという方にお勧めの方法です。
また、歯科医師に抜かりなくきっちり着色を脱色してもらいたいという方にもお勧めの方法です。
対してセルフホワイトニングは、効果が実感できるまでオフィスホワイトニングより少し時間がかかります。
歯科医師の指導のもとで自分自身がマウスピースと薬を使って行いますので、その分だけ手間がかかるというデメリットがあります。ただ、自分のペースでホワイトニングができるというメリットがあります。
どちらの方法ともに痛みはないのでご安心ください。また、脱色とは言っても、何か特殊な薬剤を使うわけではありません。過酸化尿素や過酸化水素を使いますので、体への害もありません。
医院の指導で自分ペースでできるホワイトニングも
オフィスホワイトニングはほぼ歯科医院に通って行うため、医師の計画に沿ってホワイトニングが行われます。
ホームホワイトニングは診察をして費用や方法の説明を受け、歯形を取り、ホワイトニング用のマウスピースを作成することになります。このマウスピースと過酸化尿素を使い自宅で自分のペースでホワイトニングをしていくことになります。
一度歯形を取れば歯列矯正などで変わってしまわない限り使うことができますので、自宅でも定期的にホワイトニングを行うこともできます。
なお、ホワイトニングは保険外診療となります。費用面でわからないことは直接歯科医院に問い合わせましょう。
最後に
歯は人の印象を左右する大切なパーツだからこそ、何時も綺麗にしておきたいですね。普段から自分でブラッシングに気を使っていても、やはり完全に着色を防ぐことはできません。白く綺麗な歯を保つためには定期的なホワイトニングが効果的です。
ホワイトニングには二つの方法がありますので、時間や費用を考えて自分に合った方法を選択することができます。また、二つの方法を併用することもできます。ホワイトニングには痛みもありません。気軽に歯の着色の改善ができますので、まずはご相談ください。