ご結婚が決まっているみなさまは、ボディーケアやネイルのケア、目元のケアなどさまざまな準備で忙しい毎日を送っていることでしょう。
結婚式は人生最大の笑顔溢れるイベントですよね。
しかし意外と目立つ部分なのに見落としてしまいやすいのが、「歯の白さ」ではないでしょうか。ウエディング関連の雑誌などでも、花嫁さんのほとんどが歯のホワイトニングをしてから結婚式当日を迎えているようです。
実際に、挙式後の写真や動画を見て「結婚式前にホワイトニングしておけば良かった・・・」と後悔している方が多くいらっしゃいますので、これから式を迎える方には後悔の無いようにして頂きたいものです。
今回は結婚式を控えているプレ花嫁さんのためのホワイトニングについて詳しくお伝えします。ずっと憧れていた素敵な花嫁さんを目指してドレスやネイル、ヘアメイクなど出来る限りの準備をしたのに、「歯だけ忘れていた」なんてことにならないようにご自身の歯の色や状態をしっかりと確認しておきましょう。
Contents
結婚式までに歯を白くする方法
最近では市販の歯磨き粉やエッセンスなど、ホワイトニング効果を実感できる可能性がある商品も存在しています。しかし結婚式当日までには満足のできる結果にならない可能性があり、確実なホワイトニング方法とは言えません。
市販の商品の多くが使用後すぐに効果が見られるものではなく、徐々に効果が期待できる商品が多いため、肝心な本番には間に合わない場合があるのです。
結婚式という大事なご予定を控えている方には、プロに見てもらいながら確実にホワイトニング効果を得ることができる歯科医院でのホワイトニングがおすすめです。
歯科医院で行っているホワイトニングでは歯を本来の色よりも白くすることができます。日本人の平均的な歯の色はクリーム色で、もとの歯の色や状態によってどのくらい白くすることができるかも異なります。
でも、ただ歯が白くなればいいというわけではありません。歯が白くても、歯肉が赤く炎症があるのでは意味がありません。まずは日頃から口腔衛生に気をつけ、健康な歯肉であることも大切です。今後、妊娠、出産を考えるなら、口腔内の環境は大きく影響するため、整えておかなければならないからです。
喫煙やコーヒー、ワインなどで歯に着色がある場合は、まずクリーニングし自分の本来の歯の色を確認しましょう。
結婚式までに歯を白くする方法には主に2つの方法があります。
歯科医院にて行う:オフィスホワイトニング
歯科医院にお越し頂いて行うホワイトニングを「オフィスホワイトニング」といいます。
歯の表面にホワイトニング専用の特殊な薬剤である高濃度の過酸化水素水を塗布し、その後LEDライトを照射して薬剤を浸透させることで、歯に付着した色素を分解して漂白する仕組みになっています。
ホワイトニングを行う前には歯をクリーニングを行う必要がありますが、歯の表面を削ることなくホワイトニングすることができるので、歯を削るのは嫌という方も安心してホワイトニングを行うことができます。
歯科医院で使用が認められている高濃度の過酸化水素を使用するため、即効性があり早く効果を実感したい方にもおすすめの方法ですが、1回の施術だけで満足のいく白さにすることは難しいため、数回に分けて通院する必要があります。
自宅で行う:ホームホワイトニング
式の準備で忙しく、なかなか歯科医院に通い続けることができないという方も安心して継続することができるホワイトニングが「ホームホワイトニング」です。
初回はマウスピースを作製するために歯科医院に行き、マウスピースが完成したら専用の薬剤とマウスピースを受け取りに行く必要があります。しかし薬剤が無くならない限りは歯科医院に通う必要がありません。
1日に1~2時間ほどの装着を継続し、2週間~1ヶ月ほどでホワイトニング効果を実感することができます。
歯科医院で行う自宅で使用できる過酸化水素の濃度は低いため、オフィスホワイトニングと比べると効果がでるまでに時間は掛かりますが、じっくりと白くしていくためホワイトニング効果が長持ちします。
万が一後戻りしてしまっても薬剤を追加すれば再びホワイトニングをすることができるので、常に白い歯をキープすることができます。
結婚式前にホワイトニングを行う適切な時期
もともとの歯の色によって個人差がありますが、歯を白くするためにはある程度の期間が必要になります。結婚式当日にベストな白さで過ごすことができるようにホワイトニングを開始する時期を逆算して考えましょう。
オフィスホワイトニングは1度でもホワイトニングを実感することがあり、何度か行うことで歯の白さが増していきます。理想の白さになるまでに平均で5回程の施術が必要になります。高濃度の過酸化水素を使用するため、1~10日間ほどの間隔を開けてホワイトニングを行うためトータルで1~2ヶ月ほどかかります。
ホームホワイトニングの場合には低濃度の薬剤を使用するため、毎日継続して行っても満足のいく白さになるまでには1~2ヶ月ほど掛かります。
どちらのホワイトニングを行うにせよ1~2ヶ月ほどかかりますので、遅くとも2ヶ月以上前から歯科医院に相談に行くようにしましょう。
ホワイトニングが終了してから式までに注意すること
ホワイトニングを結婚式前に完了しても、油断してはいけません。結婚式を目前にして歯の黄ばみが戻ってしまっては意味がありません。
- コーヒーやワインなどの歯が黄ばみやすい飲み物を控える
- 色の濃い食べ物(カレーなど)を控える
- 食後には必ず歯を磨く
せっかくホワイトニングを行っても歯が黄ばむ習慣を続けてしまうと台無しになってしまいます。歯が黄ばむ原因となる食品はできるだけ控え、式当日をベストな白さで迎えましょう。
まとめ
真っ白なウエディングドレスや白無垢を着て式を挙げる方も多いですし、結婚式の朝は真っ白な歯になっていたいと思いますよね。
黄ばんだ歯は、後日写真や動画を見たときに後悔することが多いですし、当日も意外と目立ってしまうものです。「白い歯にしておけばよかった・・・」後悔が残る事のないように、ブライダルの前にホワイトニングを完了させておきましょう。
多くの方に祝福される中、最高に美しい笑顔で思い出に残る1日を過ごすために歯の白さは欠かすことができません。
ご自身の歯の黄ばみが気になるという方は、なるべく早めに歯科医院に相談し、結婚式当日までのホワイトニング計画をしっかりと立てましょう。