みなさんはご自分の歯に自信がありますか?
大きな口を開けて思い切り笑うことができますか?
歯についてコンプレックスを持っている方は意外と多いものです。
そういったコンプレックスを解決するには、一般的な歯科医院ではなく審美歯科を受診する必要があります。
審美歯科でホワイトニングなどの治療を行っている方が最近増えているため、
今回はコンプレックスを解消する方法や、良い審美歯科かどうか見分ける方法についてご紹介致します。
Contents
保険が適用される治療
銀歯がコンプレックスの場合
大きな口を開けて笑った時に見える銀歯がコンプレックスという方はたくさんいらっしゃるでしょう。
コンプレックスの原因となる銀歯を白いプラスチックで詰める治療には保険が適用されます。
小さな銀歯の場合になりますが、コンポレットレジンというもので治療すると、見た目が綺麗になります。
プラスチックでできているので、数年経つと着色してしまうためやり直す必要がありますが、保険が適用されるため2000円前後と安く済みます。
すきっ歯が気になる場合
前歯の歯と歯の間に隙間があると、こちらもコンプレックスになってしまいます。
隙間が気になるという場合には歯を削ることなくコンポレットレジンで詰めていく治療法があります。
こちらも保険が適用されます。
先ほどお伝えした通り、コンポレットレジンは変色しやすく取れやすいですが、保険が適用されるため3000円前後で治療してもらえます。
歯茎が気になる場合
前歯の歯茎の高さが気になるという場合には高さを調整する歯肉整形という治療法があります。
麻酔をして歯茎やその下の骨の高さを調整し、長さを綺麗に整えることができます。
笑った時に歯茎が目立つ方でも歯肉整形とセラミッククラウンを併用すれば、歯茎が目立たたなくなるのでおすすめです。
保険適用外でコンプレックスを解消する方法
黄ばんだ歯がコンプレックスの場合はホワイトニング
コーヒー・赤ワイン・紅茶などを飲むと歯が着色したり、年重ねるごとの着色が気になるという場合に行われる歯を削らずに白くする治療をホワイトニング治療と言います。
この治療法は、歯の表面に薬剤を使って歯を白くしていきます。この薬剤は歯のエナメル質に作用し、着色物質を分解するため歯を白くする効果があります。過酸化尿素と過酸化水素からできており、安全が保障されています。
ホワイトニングすることのメリット
第一のメリットは、歯を削らずに白くできる点でしょう。
健康な歯なのにも関わらず削ってしまうのはどうしても抵抗があるものです。
しかしホワイトニング治療なら薬剤を使って白くできますし、副作用がないので歯にダメージがほとんどありません。
そして第二のメリットとして、自分で好みの歯の明るさや色を選べるという点が挙げられます。白すぎてしまうとお肌に馴染まないこともあるので、好みの色にできるのは安心です。
また、治療期間がさほど長くないことも忙しい方にはうれしいポイントです。
歯をずっと白く保ちたい方はセラミック
歯を白くする治療法としてホワイトニングの他にセラミックインレーというものがあります。
セラミックインレーとは、セラミックでできた白い詰め物のことで、変色しにくく汚れがつきにくいので、歯をずっと白く保ちたい方におすすめの材質です。
セラミックインレーは虫歯の治療の最後や、金属を詰める代わりとして主に使われており、銀歯や金歯とは異なり歯の色に合わせて作られるため、見た目が自然であることが大きな特徴です。
また、透明性が高いため自分の歯と判別しにくいというメリットもあります。
さらに、金属の詰め物とは異なり、金属アレルギーが起こる心配がありませんので金属アレルギーがある方でも安心して治療が受けられるのです。
デメリットは金属と比較するとどうしても強度の点で劣るため、割れてしまう可能性が0ではないということです。
いい審美歯科の見分け方とは?
最近では虫歯や歯周病の治療以外に、審美歯科に通う方が非常に増えています。
しかしそれに伴いトラブルも増えているようです。
少しでもトラブルを回避するために、しっかり治療してくれる歯科医院かどうかを見極めておきたいものです。
では、どうすれば優れた審美歯科を見分けることができるのでしょうか。
腕がいいかどうかを見分けましょう
できれば腕のいい審美歯科で治療してもらいたいと思うのは当然です。
下手な審美歯科で治療しても、うまい審美歯科で治療しても保険適用なら治療費は当然同じなのです。
自費診療のインレーやラミネートべニアなどの治療においては、下手な審美歯科で治療を受けたとしても腕のいい審美歯科より高くなることもあり得ます。
腕のいい審美歯科を見分けるポイント
では、具体的に腕のいい審美歯科を見分けるポイントとはどういったものなのか見ていきましょう。
最も簡単なポイントとなるのが、自分が行きたい審美歯科に常に患者さんがいるかどうかという点です。
患者さんが多い審美歯科の方が技術的に向上する可能性が高いからです。経験を積んだ方が腕が良くなるはずですよね。
患者さんがさほど来ていないのに高額な治療費を提案する審美歯科も非常に多いですが、実際に治療を受ける患者さんがいないと技術は向上しないのです。
人気がない審美歯科は治療実績が少ないため、技術が向上しません。
臨床研究会などで勉強していることを強調している審美歯科もあるかもしれませんが、
実際の現場での治療経験が少ないと、治療経験が豊富な審美歯科と比較して腕が良くない可能性があるのです。
もちろん一人一人に長時間掛けるため、1日に診る患者さんの数が少ないというケースもあるのでカウンセリングを受けてから判断しましょう。
最後に
いかがでしたか?
歯にコンプレックスを持っている方は多いですが、審美歯科でお悩みを解決することができます。
保険適応の治療もありますので、高額な治療法ばかりだということではありません。
歯のコンプレックスは、一人で悩んでいても解決しません。まずは歯科医院に相談し、コンプレックスを解消する方法を見つけましょう。そうすればきっと思い切り口を開けて笑える日が来るはずです。