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口臭が改善されないのは、どういった理由からなのでしょうか?
口臭を起こす原因が歯周病であることは、皆さまもご存知かもしれません。
しかしながら、歯周病を治療するために歯科医院を受診しても
口臭が改善されないということもあるのではないでしょうか。
若い年代の女性にとって、デート前に自分の口臭に気づくと辛いものがありますよね。
ここでは歯周病&口臭の対策と、大人の口腔エチケットについてご紹介させて頂きます。
歯周病は感染症であることを理解する
歯周病が口臭の原因となることは聞いたことがあっても、
感染症であることは知らない人は多いのではなしでしょうか。
つまり、食事の口移しなどでも感染する可能性が高いということです。
免疫力と歯周病との関係性を理解する
また歯周病には免疫力と関係があることをご存知でしょうか?
体力が落ち免疫力が低下すると、歯周病になりやすいのです。
軽度の歯肉炎でも歯周病を再発という可能性も。
軽度の歯肉炎でも口臭の原因に
軽度の歯肉炎であっても口臭の原因になるため、
歯科医院で一度は治療を受け治ったと安心していても、またすぐに口臭が気になることも。
不安なようでした歯科医院を再受診してご相談下さい。
血生ぐさい独特なニオイ
歯周病の初期段階では、歯肉あたりの唾液からやや血生ぐさい独特なニオイがし始めます。
その状態のまま日数が経過すると、
丁寧に歯磨き粉をつけてブラッシングしても、血生ぐさいニオイが消えることはありません。
初期段階では痛みを感じない
歯周病の初期段階では痛みを感じない方が大半のため、
いつから歯周病になっているのか自覚できない方も多いようです。
歯茎がハレてズキズキと痛むといった自覚症状が出た段階で、初めて自分の症状を認識される場合も多いです。
歯周病だと判断しやすいポイント
限りなく初期の段階で歯周病を見つけるためには、
やはり前述のような血生ぐさいニオイで判断するしかないでしょうか?
一般的に歯周病を起こしやすい箇所として、差し歯とブリッジがポピュラーです。
具体的に確認できる方法
ここでは歯周病かどうか具体的に確認できる方法をご紹介させて頂きましょう。
差し歯やブリッジがある位置の歯周ポケットを押さえたあとに、そのニオイを確認して下さい。
前述のような独特なニオイがするなら間違いないですね。
年月とともに合わなくなる差し歯やブリッジ
こういった現象はどうして起こるのでしょうか?
それは差し歯やブリッジが年月ともに合わなくなってくるからです。
さらにブリッジの特徴としてダミーの底部分に食べカスなどが蓄積しやすいということです。
プラークが蓄積されて悪さをする
食べカスなどが残っていると、歯石の原因となるプラークが蓄積されます。
そこへさらにプラークが引き寄せられることに。
この細菌物質であるプラークが原因となって歯肉炎を起こす結果になるのです。
歯茎の表面に異変がなくてもチェックを
たとえば歯茎の表面に異変がなくとも、
大人の口腔エチケットとして定期的なチェックをおすすめします。
差し歯やブリッジがピカピカでも歯周ポケットを押さえることで、
クサイ液状のものが出てくるなら可能性を疑いましょう。
歯周病は再治療もあるということ
歯周病の治療を一通り終えたあとでも、
自分の体調がベストコンディションでない場合に、歯茎の調子が悪くなることもあると思います。
歯周病は再治療も可能性があるということを覚えておいて下さい。
歯周病の治療をあきらめないで
さらに歯周病の再発によって、口臭が再び悪化してしまうことも。
治療後に口臭が起こることも認識しておきましょう。この様な症状が出た時は
再度歯科医院を受診しましょう。
まずは自力でプラークコントロール
まずは自宅でもできる歯周病対策として、丁寧な歯磨きによるプラークコントロールがあります。
歯科医院で舌苔やプラークを除去してもらうことも効果的です。
歯間ブラシでニオイをチェック
ちなみに歯間ブラシを使用して口臭をチェックする方法があります。
歯間にブラシをこすりつけて、そのブラシのニオイをチェックしてみましょう。
この時に悪臭がするようなら、あなたの口臭は危険信号かもしれません。
歯間ブラシが臭くなるのはなぜ?
ほとんどの方が「毎日しっかりブラッシングできているので、
口臭も歯周病も私はありません!」と回答されそうです。
それなのに歯間ブラシが臭くなるのは、どういった理由からなのでしょうか?
歯周ポケットの隙間に残る食べカス
中程度の歯周炎になると3~5ミリの隙間が歯周ポケットの中にでき、
そのスペースに食べカスが残ることで口臭の原因になります。
正常な歯周ポケットの溝は1~2ミリ程度ということですね。
食べカスが発酵して嫌なニオイに
ところで歯周ポケットにたまる食べカスですが、食べた直後の状態を維持するなら、
それほどひどいニオイにはなりません。
実はこの食べカスが時間の経過によって、発酵してしまうから悪臭に変化するのです。
自分のニオイには鈍感になる
あわせて口臭に限ったことではないですが、私たち人間の特質として
自分のニオイには鈍感になるという傾向があります。
さらに歯周病菌による膿は他の菌よりもひどいニオイを出す特徴があるということです。
歯周病治療のスタートに行う施術
それではここで歯周病治療のスタートに行う基本的な施術をご紹介します。
まず症状の進行に関係なく歯垢および歯石の除去、
グラツいている箇所の噛み合わせ調節などから治療が始まります。
プラークコントロールを安心なマイ歯科医院で
前述のように歯周病や口臭を抑制するためには、
日常的なプラークコントロールを進めていくことが大事なポイントになります。
普段から安心して通えるマイ歯科医院を持つことも大切です。
些細なことあっても、気になることがあったらまずは歯科医院に相談しましょう!