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インプラントにかかる費用の相場はいくら?

インプラントにかかる費用がいくらかをご存知でしょうか?

歯が無くなってしまった際に人工歯根を埋め込み、それを土台にするという
インプラント治療を行っている歯科医院が増えてきました。
保険外の治療なので歯科医院によって料金にもばらつきがあり、
インプラントを検討しつつも踏み出せないでいるという方も多いのではないでしょうか。
最近ではHPなどでプライスリストを出している所もあります。
インプラントにかかる費用の相場がどの位なのかまとめてみました。

インプラントの費用の相場

インプラントに治療は保険外の治療なので、歯科医院ごとに価格が異なっています。
また都心部と地方でも価格に差がありますが、
平均的な金額の相場は30万円から50万円と言われています。
2011年度の調査では、32万5000円が平均と発表されています。
また、骨の状態によっては骨を再生する為に手術が必要かどうか、
使用するインプラントのメーカーや種類、
被せる歯の材質や患者さんの口内の状態によっても金額が異なります。
また、1本当たりの価格が40万円近くも差が出る歯科医院もあるようです。

費用だけが決め手ではない

保険適応の治療では無いので、歯科医院独自に料金を設定する事ができますし、
埋め込むインプラント体の価格や高度な技術を使う場合には価格が上がる事があります。

出来れば安く済ませたいと考えるのは当然ですが、
値段だけで選んでしまうと、良い治療を受けられない可能性があります。
口内の状態には個人差があり、一人ひとり異なります。
インプラントは骨の中に人工歯根を埋め込む手術なので、
もともとの骨の量がどの位あるかによっても予後の状態も変わってきます。
症例数が少なく経験が浅い先生にお願いするよりも、
どのような状態の患者さんにも対応する事ができるような、
経験と知識が豊富な先生の所で治療する事が安心と言えます。

 

インプラントのメーカー・種類について

インプラントのメーカーは世界中で100種類以上扱われており、
日本国内でも30種類以上のインプラントが使用されていると言われています。
インプラントは骨に埋入するインプラント体とその上の土台であるアバットメントから構成されており、その上に歯が作られていくという構造になっています。
通常はインプラント体とアバットメントで違うメーカーのものを使用する事はありませんので、
同じメーカーのもので統一して使用する事になります。

 

メーカー選びの注意点

メーカーによって規格が異なっているので、取り外しする際のねじやドライバーなども、
違うメーカーでは使用する事が出来ない場合もあります。
相場から大きく離れているインプラントの場合、
主流になっている
インプラントでは無いメーカーのものを使用している事があるので注意が必要です。
ずっと同じ歯科医院に通う事が出来る場合には問題ありませんが、
転居をした際などに通院が難しくなった場合、
新しく通う歯科医院ではメインテナンスをする事が出来ないケースがあるからです。
また、歯科医院でも閉院する可能性があります。
他の医院で治療を受ける可能性も考慮した上で、主流のインプラントで治療を受けておくと安心です。
また海外と日本国内では主流のメーカーが異なっているので、
インプラントの治療をする際には自分がどのメーカーのインプラントをするのか、
そのインプラントがどの位普及しているものなのかを確認しておくと安心です。

 

金額の安いインプラント

上に被せる歯の値段がプラスされたり、他にも色々な治療をする事によって
トータルの金額が高くなってしまったという事もあります。
インプラント治療は保険外の治療のため、歯科医院によって金額に差があります。
予めどのくらいの費用がかかるのかを確認し、相談した上で治療計画を立てる事が大切です。
気になった事は必ず医師に相談し、悩みを解消しておくと納得のいく治療を受ける事が出来ます。

 

治療環境やインプラントの実績

インプラントをメインに治療している歯科医院では、
一か月の間でも数多くの患者さんを治療しています。
逆に言えばインプラントがメインの治療でない歯科医院では、
一年の間でも数回しか治療をしないのです。
インプラントをメインに行っている所ではオペ室を完備していたり、
滅菌の状態がかなりしっかりと管理されているなど、体制が整っている事が多いです。

また、医療は日々進化しています。
新しい技術や機械などを導入している歯科医院は積極的に勉強をしていたり、
向上心がある医師が多いと言われています。

専門の麻酔の先生がいたり、手術の為に麻酔科医に来てもらう事が出来る場合もあります。
1本や2本では部分的な麻酔で対応する事はもちろん可能です。
しかし本数が多く大掛かりな手術の場合には特にそうですが、
さまざまな面で体制が整っている歯科医院で治療を受けるのがベストなのです。

インプラントの費用について

インプラントの治療は基本的には保険外の治療です。
しかし2012年からは、病気や事故などのやむを得ない事情がある場合に一定の条件を満たす事によって、保険の範囲内で治療する事が可能になりました。

適応条件としては上の歯や下の歯では3分の1以上欠損している事などがありますので、病気などでない限りほとんどの方が当てはまる事はないですが、一定の条件を満たしている場合には保険適応になります。

医療費控除

家族や納税者が年間で10万円以上の医療費になった場合には、
税金の一部が返却されるという仕組みです。

歯科医院だけで無く他の病院にかかった場合にも、
領収書を取っておいて申告すると控除が受けられるので、医療費の負担が少し軽くなります。
インプラントや他の病院で通院さしているという方は、領収書をしっかり保管しておく事が大切です。

最後に

インプラント治療は骨の量が一定量無いと治療が難しいと言われています。
しかしインプラント治療によって、歯が無くなってしまった所に固定式の歯を入れるため、
安定感があり食事などの機能も大きく回復し、満足度が非常に高い治療と言われています。
インプラントは入れ歯と違い審美性に優れているので、天然歯と見分けがつかないとも言われています。

インプラント治療にかかる費用の相場を確認し、
どのようなものを使用するのか、使用するメーカーはどこなのか、一般的に普及している物かなどを治療する前にしっかりと把握し、納得してから治療する事が重要です。
また定期的のメンテナンスも必要になってくるので、通院しやすい歯科医院を選ぶ事も大切です。
快適な口腔内の環境を維持するためにも、早めに治療を検討しましょう。

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